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チョコバナナ


七宝焼きの工程で、「釉薬差し」と「焼成」という工程がある。釉薬差しとは細い筆に釉薬をつけ着色する作業。焼成とは、炉に入れて焼き、釉薬の色を定着させる工程である。

七宝焼きを作るには4,5回この2つの工程を繰り返して色をのせる必要があるので、美桜の言う「チョコバナナ」とはそのことを意味している。

釉薬差し、焼成は七宝焼き作りの中でも職人の技術力が要求される作業であり、この工程によって七宝焼き独特の鮮彩なグラデーションを表現することが可能になっている。さらに何度も何度も焼成を行うのも、通常の焼き物と違う七宝焼き独自なことであり、手間暇がかかるものであることがわかる。※焼成の回数は作品の大きさや形によって変わる

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